郵便貯金学生時代は、良くアルバイトをした アルバイトをしないと食べてゆけなかったけど^^ アルバイト先で面白い名前の人が居た・・・・布袋弘吉 普通は「ほてい」と読む、その人は「いぶくろ」と読んだ ひらがなで書いたら、「いぶくろ・ひろきち」 ちなみに、彼はコックさん^^・・・名は体を表す典型かな?? さて、ある日アルバイトが終了して帰ろうか・・・ そう思ったら社員の人が麻雀をしたいと言う 4人揃って、銀座からタクシー、タクシー料金は、当然ながら彼のお金 部屋に入る前に何か食べようと言う 給料を前借りしたから全部おごりじゃ!!!! ラーメンを頼みながらビール、ついでに餃子は4皿? それは多いから2皿にしよう この一言が救うことになるのだが・・・・ さて勘定!! 社員の人は、おもむろにポケットに手を入れて・・・・硬直! お金が無い!!! どうやらタクシー代を払った時、6万円を落としたらしい はいはい~、全員が有り金を出す 僕もお守りの500円玉を出して、やっと会計 残金は20円^^; もし、餃子をあと1つでも多く頼んでいたら・・・・アウト!!!!! 部屋に入って麻雀をする気も無い 呆然としてぽか~~~ん 残金20円・・・・いくら30年近く前でも20円では電車賃にもならない 全く身動きできない状態 すると、部屋の主は一言 「判った、おれに任せておけ!!こんな時の為に郵便局に貯金をしてある」 偉い!たいした男だ!!!・・・皆が賞賛の拍手 よし、安心して麻雀を打とう!! 心おきなく麻雀をした 翌朝、8時50分頃から郵便局の前に男が4人 ただならぬ雰囲気で待ちかまえる 徹夜明けで髭がぼうぼう・髪の毛くしゃくしゃ しかも、目が血走っている! 誰が見てもおかしい 郵便局もびっくりしただろう・・・郵便局ギャング?? 恐る恐る開けた感じであった 待っている間に確認した ところで・・・・いったい、いくら貯金をしてあるんだ? 彼はふんぞり返って 「1000円じゃ」・・・・(((爆))) 郵便局の中に入ると、事務員は怯えた顔 確かに・・・血相を変えた若い男が4人なだれ込めば気持ちもわかる 彼はおもむろに通帳を出し、お金をおろしたいと言う いくらですか? 900円、全部100円玉でよろしく~~~ 100円玉を9個・・・・ 一人200円!!、家主だけが300円 郵便局の中でお金を分配してる、異常な光景 局員は、再びびっくりしてた この200円を握りしめて、駅で無事に切符が買えた しかし、疲れた |